機関投資家について知ろう
本文の中でも触れましたが、機関投資家や大口投資家という存在がいて、株で勝つためには彼らの動きを知ることが重要になります。
…とは言ったものの、正直なところ「機関投資家って何?」と思っている方もいらっしゃるんじゃないでしょうか?
安心してください、もちろん自分も知りませんでしたw
ですが、今後はそれが重要になってきます。先乗り投資法でももちろん教えてくれることではありますが、せっかくなのでここで一足先に予備知識として頭に入れておきましょう。
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機関投資家とは何か?
株取引は色んな国の個人がやっていることだと思っていませんでしたか?実は、株取引している個人投資家は、実は全体数から見ると極々少数なんです。
ほとんどの取引は、機関投資家と呼ばれる大口投資家によるもの。
では機関投資家というのはどんな人たちなんでしょうか?
実は機関投資家というのはどんな人、とかではなく「株取引を行っている会社の機関・組織」のことなんです。
具体的には下記のような、大量の資金を使って投資をしている大口の投資家のことを言います。
▼保険会社系
・生命保険会社
・損害保険会社
▼銀行・信託系
・投資信託
・信託銀行
・普通銀行
・信用金庫
・共済組合
・農協
・国策銀行
・国際決済銀行
・国際開発金融機関
▼その他
・ヘッジファンド
・投資顧問会社
・年金基金
・財団
・宗教事業協会
・マフィア
宗教やマフィアまで入ってくるなんて、驚きじゃないですか?
株式相場での機関投資家の割合
ほとんどの取引が機関投資家によるものという話をしましたが、具体的にはどの程度の割合なのでしょうか?
下記が2018年の日本株取引状況です。
・海外の機関・個人投資家 49%
・国内の法人 44%
・国内の金融法人 4%
・国内の個人 3%
半分が海外なんだ!という突っ込みどころもありますが、注目したいのは「国内の個人」です。
なんと3%!
やっぱり株取引している個人投資家は全体数から見ると極々少数というのは本当なんですね。
機関投資家の仕事
機関投資家というのは多額の資金を運用する団体です。当然、個人とは比べ物にならない資金力を持っています。
機関投資家はこの資金力に加えて、綿密な計算を行う株のプロとアルゴリズム取引(AIやコンピュータープログラムによる超高速売買)を武器とし、膨大な量の株取引を日々行っているのです。
海外の機関投資家は、主に空売り(証券会社等から株を借りて、売りから取引を行う信用取引)を行うことが多いそうです。
個人投資家はこのへんの動きを把握して、うまく先乗りすることが重要というわけです。