世界最大の機関投資家・GPIFとは?

世界最大の機関投資家・GPIFとは?

世界の機関投資家の中で最大の運用額を持つ組織・GPIF。

その実態は謎に包まれており、世界のフィクサーたちが名を連ねる…

わけではありません。

GPIFは「Government Pension Investment Fund」の略。

実はこれ、日本の「年金積立金管理運用独立行政法人」のことなんです!

世界最大の機関投資家について知っておくことは決して無駄ではありません。

ここで知識として身につけておきましょう。

GPIFとはどういう団体?

GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)とは、読んで字のごとくなんですが、「日本の国民年金を管理・運用する団体」です。厚生労働省が管理している独立行政法人で、2006年に設立されています。

年金の管理・運用をしているということは、厚生労働省が国民から徴収したお金を運用して更に増やし、それが我々の年金になるということなんですよ。

そして、その運用額はなんと159兆円。

世界最大の投資会社はバークシャー・ハサウェイという会社で、世界一有名な投資家のウォーレン・バフェットが率いているんですが、そこでさえ運用額は13兆円どまり。

いかにGPIFが世界的に見てもハンパなくデカい機関投資家なのが分かりますね。

その規模ゆえに、GPIFは市場では「クジラ」と呼ばれているそうです。

世界中から注目されるGPIF

これだけデカい規模なので、当然世界中の投資家から注目される立場のGPIF。

GPIFがどこに投資を行うのかによって非常に大きな流れが生まれます。

GPIFがほんの数%投資額を増やすだけでも、大きく相場を動かしてしまうからです。

安倍政権が行った経済政策「アベノミクス」の一つとしてGPIFの資産運用の見直しがありました。

これにより2014年11月に、運用している国内株式が12%から25%に引き上げられています。

相当な資金が日本の株式市場に流れ込むことになり、外国人投資家たちは日本株に投資を開始。

現在の外国人投資家が7割を占めると言われる日本の株式市場は、こうして出来上がりました。

GPIFの最近の動き

GPIFが今重視しているのはESG投資。

これは環境(Enviroment)・社会(Social)・企業統治(Governance)の3つに配慮している企業を重視して投資を行うというものです。

ということは、今後世界的にもGPIFがESG投資に基づいて選んだ企業やセクターに注目が集まるということです。

このように、GPIFの動向には注目するに越したことはありません。

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